筑後国一宮(読み)ちくごのくにいちのみや

世界大百科事典(旧版)内の筑後国一宮の言及

【高良大社】より

…福岡県久留米市に鎮座。高良玉垂(こうらたまだれ)命を主神とし,左相殿(あいどの)に八幡大神を,右相殿に住吉大神をまつる。社記によれば履中天皇のとき創建というが,筑後平野にのぞむ高良山中腹に鎮座する本社には,社殿の背後より山裾まで1.5kmに及ぶ列石神籠石(こうごいし)(国指定史跡)があり,古い時代の創建とみられる。歴代皇室の崇敬をうけ,795年(延暦14)従五位下よりしだいに昇進,869年(貞観11)従一位,さらに897年(寛平9)正一位,延喜の制で名神大社とされた。…

※「筑後国一宮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android