箭幣(読み)せんへい

世界大百科事典(旧版)内の箭幣の言及

【貨幣】より

…また,銀瓶(ぎんへい)あるいは闊口(かつこう)とよぶ銀貨が造られた。李朝政府は,建国初期の1401年に楮貨すなわち紙幣を発行して法貨とし,23年には朝鮮通宝という銅銭を,64年には鉄の箭幣(せんへい)を鋳造して普及させようとした。しかし,いずれも一部での流通にとどまり,一般の農民の間では米や布が交換手段として使用されつづけた。…

※「箭幣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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