世界大百科事典(旧版)内の箱石浜の言及
【久美浜湾】より
…北東~南西方向の断層によってできたリアス式の海湾の入口を,東からのびてきた砂嘴(小天橋)がほぼ閉じてしまったものであるが,塩分は外海とほぼ同じである。小天橋の東側の延長上の箱(函)石浜では縄文時代~平安時代の様々な遺物が出土し,この付近が古くからの港であったことが知られており,1921年に国の史跡に指定された。潟湖の周囲は約26km,面積約7km2,最大水深23mであるが,流入する佐濃谷川,川上谷川,栃谷川,久美谷川などの運ぶ土砂によって浅くなりつつある。…
※「箱石浜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」