籠り(読み)こもり

世界大百科事典(旧版)内の籠りの言及

【干拓】より

…海や湖沼の水面や低湿地などを堤防で締め切って内部を排水し,新たに農地などの陸地を造ること。干拓という用語は1914年の耕地整理法によって定義され,それ以前は埋築,埋立てと混用されていた。造成された土地を干拓地といい,一般に外水面よりも低い。干拓は開墾の一種ともいえるが,堤防をきずき,地表水を排除して農地を造成する点が普通の開墾と異なる。 干拓は,対象とする水面によって海面干拓と湖沼干拓(湖面干拓)に大別される。…

【占い】より

…夢が古代世界において実質的な役割を果たしていたことは広く知られている。プルタルコスによれば,アレクサンドロス大王は遠征に〈夢解き〉の神官を帯同したとされているし,夢見のための〈籠(こも)りincubation〉は想像以上に広い範囲で行われていたようである。それは古代医学とも密接に関係していたようであり,たとえば,パウサニアスは,《ギリシア記》の中でアスクレピオス神殿における病気治療について次のように記している。…

【参籠】より

…神社や仏堂などへ参り,一定の期間昼も夜もそこに引き籠(こも)って神仏に祈願すること。古来祭りに神を迎える際には一定の場所に忌み籠って身心を慎む聖別の過程があるが,参籠はこの籠りの儀礼がとくに個人的な祈願形式となって平安朝以来発達したもの。〈三日参籠〉(《太平記》),〈七日参籠〉(《白峯寺縁起》),〈百日参籠〉(《平家物語》)など日限をつけて参籠し,最終日を結願(満願)の日として神仏の効験(利生)があることを期待する。…

※「籠り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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