世界大百科事典(旧版)内の粒度分布関数の言及
【粒度分布】より
…このように,ストークス径は粘性流動条件下において粒子と密度が等しく,同じ沈降速度をもつ球形粒子の直径として定義される。 粒度分布を有する粒子群の粒度を平均値などの指標によって表すには,後に述べる種々の粒度分布関数による方法と,粒度分布関数によらない方法とがある。後者としては個数,長さ,面積,体積あるいは質量を基準とする長さ(粒子径)の平均,面積の平均,体積または質量の平均など種々の平均値のほか,分布の最頻値に対応する粒子径(モード径という),分布の中央値に対応する粒子径(メジアン径という)などがある。…
※「粒度分布関数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」