世界大百科事典(旧版)内の粧奩田の言及
【持参金】より
…しかしその事実はすでに《後漢書》にも見ることができる。唐代では,もともと化粧箱を意味した語〈粧奩(しようれん)〉を嫁入道具として用い,宋代になるとこれが持参金としての意味をもつに至り,持参財産としてもってくる土地を〈粧奩田〉ともいうようになった(《清明集》)。時代が下ると〈賠贈〉という言葉が使われている(《儒林外史》)。…
※「粧奩田」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」