世界大百科事典(旧版)内の精原説の言及
【前成説】より
…一方,ハムJ.Hamが精子を発見し(1675),A.vanレーウェンフックが受精におけるその働きを推定(1679)して以来,精子に成体の原型が存在するという意見があらわれた。精原説とよばれるこの主張によれば,卵は精子に栄養を提供する役割をうけもつ。18世紀になると精子を綿密に観察しても成体の原型が見いだされないことが確認され,精子は寄生微生物とみなされる。…
※「精原説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」