《精神分析概説》(読み)せいしんぶんせきがいせつ

世界大百科事典(旧版)内の《精神分析概説》の言及

【フロイト】より

…例えばマルクス主義の実践に対する予見は,今日の世界情勢をみれば的中したといえる。
[啓蒙・対外活動とフロイトの評価]
 フロイトの手になる精神分析の総合的解説書としては,《精神分析入門》(1917),《続精神分析入門》(1933),絶筆となった未完の《精神分析概説》(執筆1938,刊行1940)がある。前2著は啓蒙書でもあるが,後者は簡潔ながら専門家向きで,しかも〈作業同盟〉〈自我分裂〉といった臨床的に重要な新概念が取り上げられており,フロイトの思考力の衰えはみじんも感じられない。…

※「《精神分析概説》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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