精神性ショック死(読み)せいしんせいしょっくし

世界大百科事典(旧版)内の精神性ショック死の言及

【ショック】より

…【長谷川 嗣夫】
【ショック死】
 外的刺激によって生じたショック状態のもとに死亡することで,その原因により精神性,神経性,出血性,過敏症,中毒性,その他のショック死に大別される。精神性ショック死は,突発的な強い精神的衝撃,すなわち,暗やみで突然に声をかけられたり,近所で大爆発があったり,強い地震があった際などに,びっくりして死亡するものである。神経性ショック死は,〈急所〉といわれる頸部,みぞおち,睾丸,妊娠時の女性性器が外力により圧迫されたり打撲された際や,突然に高温や低温にさらされた際や,外傷や火傷で強い疼痛を生じた際や,胸膜や腹膜が機械的に刺激された際などに,ショックを起こして死亡するものである。…

※「精神性ショック死」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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