世界大百科事典(旧版)内の《精進魚類物語》の言及
【納豆】より
…このため,つと納豆とも呼ぶ。室町中期から日記類などに名が見られるようになり,15世紀半ばのものとされる《精進魚類物語》には納豆太郎糸重という武者が活躍する。江戸前期,人見必大は《本朝食鑑》(1697)にからしであえて食べると美味だといい,貝原益軒は《大和本草》(1709)で腐って粘りが出てきたもので,こんな物を食べてはいけないといっている。…
※「《精進魚類物語》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」