世界大百科事典(旧版)内の糸状花粉の言及
【海産顕花植物】より
…熱帯,亜熱帯(日本では沖縄)にはウミショウブ属,ウミヒルモ属(トチカガミ科),ベニアマモ属,ウミジグサ属(イトクズモ科)などが見られる。海水への適応でとくに著しいのは,送粉の様式で,この仲間独特の水流によるものが発達しており,その典型的なものにアマモ属やウミジグサ属の糸状花粉,ウミヒルモ属の数珠状花粉塊,ウミショウブ属の雄花が水面を流れて雌花につく方式などがある。【山下 貴司】。…
※「糸状花粉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」