約婚球技(読み)やくこんきゅうぎ

世界大百科事典(旧版)内の約婚球技の言及

【民族スポーツ】より

…増水と排水というふうに方向を違えるものの,ともに水神である竜に働きかけて稲のために水をコントロールしてもらう儀礼として在る点は共通している。 中国西南部から東南アジア大陸部山地に展開する焼畑耕作民には約婚球技が行われる。これは春秋の歌垣の祭に,近隣諸村の若者と娘が山上に集い,愛の相聞歌を交換し合ってボールを投捕するもので,ボールを受け損なえば身につけた品を一つ,相手に与えるルールである。…

※「約婚球技」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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