世界大百科事典(旧版)内の紅山後遺跡の言及
【管玉】より
… 日本では管玉の材料に緑色の碧玉を多く用いていることを,《万葉集》巻三に〈竹玉(たかだま)をしじに貫き垂り〉などというのが管玉をさすらしいことと結びつけて,管玉の起源を竹玉に求める説がある。しかし,内モンゴル赤峰の紅山後遺跡の管玉には,白色の鳥骨製品と黒色の滑石製品とを混用するものがあって,管玉の祖形が竹玉のみでないことを教えている。【小林 行雄】。…
※「紅山後遺跡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」