紅白梅図屛風(読み)こうはくばいずびょうぶ

旺文社日本史事典 三訂版 「紅白梅図屛風」の解説

紅白梅図屛風
こうはくばいずびょうぶ

江戸中期の画家尾形光琳の代表作

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の紅白梅図屛風の言及

【尾形光琳】より

…《鳥獣写生帖》(文化庁)は,彼が写生に関心をもっていたことを示すものだが,これ自体は狩野探幽の模写であることが近年判明した。二大傑作は,法橋叙任後まもなく《伊勢物語》に取材し,型を使って描いたと推定される《燕子花(かきつばた)図屛風》(根津美術館)と,さまざまな美的要素を完璧に統一した最晩年の《紅白梅図屛風》(MOA美術館)である。そのほか《波濤図屛風》(メトロポリタン美術館),《孔雀立葵(くじやくたちあおい)図屛風》,《草花図巻》,《躑躅(つつじ)図》(畠山記念館),《中村内蔵助像》(1704,大和文華館)などがある。…

※「紅白梅図屛風」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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