世界大百科事典(旧版)内の紋袈裟の言及
【衣帯】より
…九条以上は,禅系諸宗以外ではあまり用いないが,用いる宗派では,条数が多いほど高位の袈裟ということに定めてある。なお条数とは別に,生地や意匠によって,衲袈裟(のうげさ),甲袈裟,紋袈裟,平袈裟(ひらげさ)等に分けることができる。五条袈裟は,右の脇の下から右半身を前後にまとうように着け,細帯状の威儀(いぎ)と称する付け紐で左肩と左腕に吊りとめる。…
※「紋袈裟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」