純貸出し(読み)じゅんかしだし

世界大百科事典(旧版)内の純貸出しの言及

【国民経済計算】より

…蓄積勘定は,実物資本ストックのみならず金融資産,(著作権,商標,特許権のような)非金融無形資産,ならびに土地のような再生産不能の有形資産を含めたあらゆる資産の資金調達を,源泉(貸方)と使途(借方)の両面からフロー(資産と負債の変動)の次元で記録する。ここで,[金融資産の購入マイナス売却]から[負債の発行マイナス償還]を差し引いた大きさは,しばしば〈純貸出し〉と呼ばれて,蓄積勘定の借方に記入されることがある(蓄積勘定に記入される各項目の立ち入った内容については,〈国富〉の項を参照)。
[完全接合体系]
 個別経済主体を適当な特性に基づいてグループに集めると,〈部門〉が作られる。…

※「純貸出し」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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