世界大百科事典(旧版)内の細密褶曲へき開の言及
【へき開(劈開)】より
…この短縮に伴って,地層は激しく褶曲し,スレートへき開面を褶曲軸面とする,いわゆる剪断褶曲が形成される。ちりめんじわへき開は,低度~中程度の変成岩のうち,層面片理のよく発達する岩石にみられ,細密褶曲へき開ともいう。層面片理は互いに平行な軸面をもつ波長数百μmの微褶曲を繰り返しており,ちりめんじわへき開はその軸面に平行である。…
※「細密褶曲へき開」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」