世界大百科事典(旧版)内の細形銅矛の言及
【銅矛】より
… 日本出土の銅矛は,節帯・菱環耳の形状と配置,および長大化の程度とによって,細形,中細形,中広形,広形に四大別できる。日本の最古の銅矛は短く鋭利な朝鮮製の細形銅矛であり,北九州地方の弥生時代前期末~中期初めの墓に副葬された。日本製の中細形銅矛は東南朝鮮に特徴的な1条の節帯と菱環耳をもつ銅矛を祖型とし,これを大型化して製作したものである。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」