世界大百科事典(旧版)内の細管粘度計の言及
【粘度計】より
…測定原理をもとに,工業分野などに利用されている各種の代表的な粘度計について分類したものを表に示す。
[細管粘度計]
測時球内の試料が液柱差により,細管をとおして流下するのに要する時間tを測定して,ハーゲン=ポアズイユの法則から誘導されるν=Atの関係(粘度が比較的に低い場合には,ν=At-B/t)を用いて直接に動粘度(動粘性率)を求めることができる。ここで,Aは粘度計定数と呼ばれ,A=πr4g/8lV,また,Bは粘度計係数で,B=mV/8πlで表される。…
※「細管粘度計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」