細胞質雄性不稔(読み)さいぼうしつゆうせいふねん

世界大百科事典(旧版)内の細胞質雄性不稔の言及

【雑種強勢】より

…なお,遺伝的に雄性器官が不稔となる雄性不稔現象を併用するようになってから,この一代雑種育種法はさらに広まり,自殖性作物(イネ,コムギ,オオムギなど)にも適用され始めている。雄性不稔現象は広範囲の作物で見つけられているが,この現象は核遺伝子に由来するものと,細胞質に由来するものとがあり,育種に利用されやすいのは後者の細胞質雄性不稔である。ただし,種子を生産対象とする作物の場合には,稔性回復遺伝子を同時に組み込んでおかないと種子が実らない。…

※「細胞質雄性不稔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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