細胞障害性浮腫(読み)さいぼうしょうがいせいふしゅ

世界大百科事典(旧版)内の細胞障害性浮腫の言及

【脳浮腫】より

…一つは,毒物や低酸素状態などにより細胞の物質代謝が阻害されるために起こるもので,細胞内に水とナトリウムイオンNaが流入し,細胞は腫大する。このような脳浮腫を細胞障害性浮腫cytotoxic edemaという。いま一つは,脳内血管内細胞の損傷により血液‐脳関門が障害されて起こり,血漿中の水,Na,タンパク質が組織内に移動し,細胞外腔に貯留する。…

※「細胞障害性浮腫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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