世界大百科事典(旧版)内の細頸壺の言及
【坪】より
…尺貫法における面積の単位。歩(ぶ)ともいい,1891年制定の度量衡法では,6尺四方,すなわち36平方尺に等しく,約3.306m2である。分量単位は1/10坪の合(ごう),1/10合の勺(しやく)である。通常,歩が田畑林野の面積を表すのに用いられ,坪は家屋や敷地の広さの表示に使われ,倍量単位は歩のそれと同じであるが,あまり用いない。なお,職域によって大きさを異にし,例えば錦は1寸四方を,革は1尺四方を,墓地は4尺四方を坪と称した。…
【弥生土器】より
…弥生土器の壺も水もの貯蔵にも用いたに違いない。なお弥生土器の壺には,籠状に編み包んで水などの運搬に用いたとみられるもの,紐通しの孔をあけた井戸の水汲み用のもの,食事の際に水や酒の容器とした細頸壺(ほそくびつぼ),そして明らかに煮炊き専用のものも含まれている。 甕は,大きさ,容量によって用途が異なる。…
※「細頸壺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」