世界大百科事典(旧版)内の組織トロンボプラスチンの言及
【血液凝固】より
…連鎖反応の各段階を経るごとに反応は増幅され,わずかな凝固開始の刺激も血液凝固を完了させるように働く機構になっている。血液凝固機序は,血液が負の荷電を有する固相(たとえばガラス)に接して開始される場合と,組織中に存在する血液凝固の組織因子(組織トロンボプラスチン)に接して開始される場合に分けられる。前者を内因系の血液凝固,後者を外因系の血液凝固という。…
※「組織トロンボプラスチン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」