《経済六典》(読み)けいざいろくてん

世界大百科事典(旧版)内の《経済六典》の言及

【太宗】より

…太祖の開国を補佐し,異母弟2人と鄭道伝を殺して王室の内紛に勝ち即位した。王権の強化に努め,私兵を廃止して兵権の一元化をはかり,官制を整備して議政府や司諫院を設け,《経済六典》(高麗末からの条例をまとめたもの)を印刷頒布した。号牌法(軍役,徭役の基準として16歳以上の男子が牌をもつことを義務づける法)を実施して人民支配を強化する一方,申聞鼓(王宮の鼓をたたいて民衆が直接王に上言する制度)を設置して直訴を許した。…

※「《経済六典》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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