経験的温度(読み)けいけんてきおんど

世界大百科事典(旧版)内の経験的温度の言及

【温度】より

…さらに20世紀にかけて発展した気体分子運動論,統計力学により,熱現象を原子,分子の運動に基づいて理解することが可能となり,温度の意味もこのレベルで明らかになった。温度計
[経験的温度]
 物体を外界から孤立させて放置すると何の変化も認められない熱平衡状態になる。また二つの物体を熱のやりとりだけが生ずるように接触させると,熱いほうの物体から冷たいほうへ熱が移り,物体の状態が変化するが,十分長い時間がたつとやはり熱平衡状態になる。…

※「経験的温度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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