世界大百科事典(旧版)内の統一理論の言及
【相対性理論】より
…この考え方によれば,われわれの宇宙は100億~200億年前に,小さな1点から出発して膨張してきたものとみなされ(火の玉宇宙論),その間,素粒子や原子核,また銀河や星がどのようにして形成されてきたかについて詳しい分析が進められている。(5)統一理論一般相対性理論においては,重力場は時空の幾何学的性質に起因するものとされるが,もう一つの物理的に重要な場である電磁場にはそのような背景がない。ワイルは,リーマン幾何学を拡張し,電磁場もまた幾何学的起源をもつような時空の理論を展開した(1918)。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」