統制会社令(読み)とうせいかいしゃれい

世界大百科事典(旧版)内の統制会社令の言及

【統制経済】より

…しかし統制会の設立にもかかわらず兵器製造部門は,直接陸海軍省の管理下に残され,またさらに強力な統制形態としての各種の営団も組織されて,統制会の統制力をそぐ結果を招いた。43年10月には統制会の下部組織的な役割をになうべき統制会社令も公布・施行されたが,すでにその実際の運営は非能率性を露呈してきていた。また同年11月には軍需省が設置されて国家総動員業務を集約し,同時に軍需会社法が制定された。…

※「統制会社令」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む