世界大百科事典(旧版)内の統計的推測理論の言及
【統計学】より
…統計データはすべて,対象の変動性,実施条件の不均一性,あるいは観測の誤差などに基づく偶然的な変動を含んでいる。このような偶然変動を確率的なものとみて,そのようなデータを通じて,客観的な対象についての判断を下す方法を研究するのが推測統計学,あるいは統計的推測理論と呼ばれるものである。そのためにデータについて,未知の母数を含んだ確率的構造を想定する。…
※「統計的推測理論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」