続発性免疫不全症(読み)ぞくはつせいめんえきふぜんしょう(その他表記)Secondary immunodeficiency syndrome

六訂版 家庭医学大全科 「続発性免疫不全症」の解説

続発性免疫不全症
ぞくはつせいめんえきふぜんしょう
Secondary immunodeficiency syndrome
(膠原病と原因不明の全身疾患)

 続発性(後天性免疫不全症の原因としては、ヒト免疫不全ウイルスHIV)感染症(エイズ)のほかに、自己免疫疾患、悪性新生物、各種移植などにおける薬剤による免疫抑制(副腎皮質ホルモン薬、各種免疫抑制薬、抗がん薬)、好中球減少症(薬剤性好中球減少症、抗がん薬)、他のウイルス感染に伴う免疫抑制、染色体異常症、栄養障害などの代謝障害における免疫不全老化現象脾臓(ひぞう)などの免疫担当臓器の摘出などが考えられます。

出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報

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