世界大百科事典(旧版)内の綾モスの言及
【モスリン】より
…これらは戦前は〈メリンス〉(毛用のヒツジ,メリノーmerino種の名に由来)または〈唐ちりめん〉と称し,捺染できる数少ない毛織物の一つとして和服の着尺,帯,襦袢,布団地などに広く用いた。斜文織(綾織)にしたものもありこれを〈綾モス〉という。綿糸で織り上げたものを〈綿モス〉または〈新モス〉,スフ糸を用いたものを〈スフ・モス〉と称し,他にも種々の合成繊維を混紡したものが使われた。…
※「綾モス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」