世界大百科事典(旧版)内の総型の言及
【鋳金】より
…また水瓶や鋺(わん∥まり)も中型に蠟を薄く貼り,型引きして原形としたことが,734年(天平6)の《造仏所作物帳》に〈﨟蜜小十斤銀鋺下形料〉とあることにより推定できる。(3)惣型(そうがた)鋳造 総型ともいう。最も原始的な技法で,土鋳型に直接に形を彫り込んでくぼみを作り,このくぼみを外型とし,溶銅の接する部分のみを火にあて,乾燥させて鋳造を行う技法。…
※「総型」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」