総手折り(読み)フサタオリ

デジタル大辞泉 「総手折り」の意味・読み・例文・類語

ふさ‐たおり〔‐たをり〕【総手折り】

[枕]たくさんの茎を折り曲げる意から、「たむ」にかかる。
「―多武たむの山霧繁みかも細川の瀬に波の騒ける」〈・一七〇四〉

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