世界大百科事典(旧版)内の線量制限体系の言及
【国際放射線防護委員会】より
…1928年国際放射線学会議(ICR)で創設されて以来活動を続け,放射線防護,放射線安全の方策の基本原則を検討し,その結果を勧告,報告として公表している。そのおもなものとしては,原子力,放射線の広範囲にわたる利用から,人間およびその環境の安全を確保するための基本原則である線量制限体系(正当化,最適化,線量制限)と,その数値的基準(作業者および一般公衆に対する線量当量限度)がある。ICRPによって勧告された基本原則は,日本をはじめ多くの国々,あるいは原子力・放射線利用施設などで,放射線防護基準や方策を作成する際に参考にされている。…
※「線量制限体系」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」