練経糸(読み)ねりたていと

世界大百科事典(旧版)内の練経糸の言及

【織物】より

…練経を用いることが少なかったことは,日本にその装置がなかったことを意味しよう。元亀,天正のころ(16世紀後期)から,練経糸を用いた金襴,緞子,繻子などの先染織物,あるいは強撚糸による縮緬などが織り出されるようになったのは,この撚糸器具の使用が始まったからであり,その導入あるいは考案利用こそ,西陣機業を技術の上で大発展させた原動力である。
[江戸時代]
 江戸幕府の諸政策は産業の復興を促し,商品経済を活発にし,交通を盛んにし,都市に繁栄をもたらした。…

※「練経糸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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