世界大百科事典(旧版)内の繊維工業設備臨時措置法の言及
【繊維工業】より
…たとえば51年のレーヨン糸の生産量が1949年に比べて2.1倍,レーヨンステープルが3.8倍に増加した。しかし,朝鮮戦争の終結とともに,まず綿紡績業が供給過剰となり操短が実施され,56年には新増設を抑え,既存の過剰設備を処理する目的で〈繊維工業設備臨時措置法(繊維旧法)〉が制定された。さらに輸出が急増していたレーヨンステープル分野でも設備操短が相次いだため,57年ころから化繊工業でも設備過剰に陥った。…
※「繊維工業設備臨時措置法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」