世界大百科事典(旧版)内の織布準備機械の言及
【繊維機械】より
…(4)織布機械 織物を作るための一連の機械で,準備機械,織機などが含まれる。各種の糸を緯糸(よこいと)用,経糸(たていと)用に巻き返すワインダー,経糸を一定の幅で平行に並べてビームに巻き取る整経機,後の工程でのトラブルを少なくするためののり付機,綜絖(そうこう),筬(おさ)などに経糸を通すための経(へ)通し機(リーチングインまたはドローイングマシン),あるいは織機に仕掛けられている経糸を1本1本つなぐための経継ぎ機(タイイングマシン)などを織布準備機械という。織機には手足で操作する手織機,動力で運転する力織機,自動織機(有杼(ゆうひ)および無杼織機)などがあり,紬(つむぎ),絣(かすり),綴織(つづれおり)などの伝統織物,手芸品以外は,ほとんど自動織機が用いられている。…
※「織布準備機械」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」