世界大百科事典(旧版)内の繡カシミアの言及
【カシミア織】より
…文様はほとんどがインド松,あるいはペーズリーと呼ばれるアーモンド形の花文様,またペーズリーを唐草風にアレンジしたものを主としている。カシミア織には,文様を織りだした〈織(おり)カシミア〉と,ししゅうした〈繡(ぬい)カシミア〉とがある。〈織カシミア〉はいわゆるカシミア綾(経緯(たてよこ)3枚の正斜文)の地に,多色の緯糸で経糸を縫うようにして文様を織りだした精緻な綴技法による織物である。…
※「繡カシミア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」