世界大百科事典(旧版)内の置換型固溶体の言及
【合金】より
…2種類以上の元素が混じり合って一つの固相を形成する形態には固溶体と化合物の二つがある。溶媒金属原子の結晶格子の間に溶質(合金)原子が入り込んでいるときには侵入型固溶体といい,溶質原子が溶媒原子と置換しているときには置換型固溶体という。金属元素どうしの間で生じた化合物は金属間化合物と呼ばれる。…
【固溶体】より
…合金の多くは金属元素を溶媒とする固溶体である。 構造的には置換型固溶体(図1)と侵入型固溶体(図2)の2種がある。A原子の作る結晶格子のすき間にB原子が入り込んでいるものを,A元素を溶媒としB元素を溶質とする侵入型固溶体であるという。…
※「置換型固溶体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」