置浜(読み)おきはま

世界大百科事典(旧版)内の置浜の言及

【塩田】より

…岩石浜であるが周辺に燃料が豊富であるという条件で成立したもので,3~5mほど石垣を積み,内側を土砂・塵芥で埋め,その上部を真土(まつち)と砂を混じて固め,さらに山粘土を張り,突き固めて不透水地盤とし,この上に撒砂を撒布する。こういう形態であるため〈置浜〉ともいわれる。これは海水にむだがなく比較的効率がよかった。…

※「置浜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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