置積(読み)おきつむ

精選版 日本国語大辞典 「置積」の意味・読み・例文・類語

おき‐つ・む【置積】

[1] 〘自マ四〙 置き重なって積もる。
※後撰(951‐953頃)秋下・三七〇「秋の野にいかなる露のをきつめばちぢの草葉の色かはるらん〈よみ人しらず〉」
[2] 〘他マ四〙 置いて積み重ねる。たくさん積む。
※大斎院御集(11C初)「かずかずになきものぐさををきつめば露さへもらずくずのうらばに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android