世界大百科事典(旧版)内の羊群原の言及
【平尾台】より
…標高500m前後(最高所は南端の竜ヶ鼻681m,最低所は中央部で約360m)のひし形の高原で,東は行橋平野,西は紫川の構造谷にそれぞれ比高300~500m,傾斜40度前後の急崖を向けている。南西半はテラ・ロッサに覆われて千草(ちぐさ)台と呼ばれるが,北東半は裸出カルストで羊群原と呼ばれ,多数のドリーネやみごとなカレンフェルト(石塔原),鍾乳洞(千仏鍾乳洞,青竜(しようりゆう)窟)などの典型的なカルスト地形が発達する。このうち約250haが1952年天然記念物に指定された。…
※「羊群原」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」