美的本能(読み)びてきほんのう

世界大百科事典(旧版)内の美的本能の言及

【化粧】より

…彼らにおいては,化粧は性別や未婚・既婚の別,社会的地位,階層,集団への帰属などを表示する一種のサイン,記号としての機能をもつ。化粧にはさまざまな機能があるが,その普遍性を最もよく説明するのは,人間が本能的にもつ美に対する希求,すなわち美的本能であろう。しかし現存する未開社会では,化粧は美的本能の発露としての面ももちろん有してはいるが,先述のように社会的機能としての面がむしろ強く,さらにそこには呪術的・宗教的意図もこめられている。…

※「美的本能」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む