世界大百科事典(旧版)内の美術品収集の言及
【コレクション】より
…なぜならば,建築や,建築の内外に付随するため現地に残されている美術品を除いて,過去のあらゆる美術的遺産は必ずなんらかの収集に属しているといえるからである。啓蒙主義の時代とそれに続くフランス革命期に,各王家の収集が次々に公共化されて美術館の形を取るようになる以前には,すべての美術品収集は私的性格をもち,公開はきわめて例外的であった。本項では,そのような美術館以前の時代の収集と近代以降の私的コレクションとを扱う。…
※「美術品収集」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」