世界大百科事典(旧版)内の群多元環の言及
【多元環】より
…
[例2]
群環 Gが有限群で,Kが体であるとき,Gの元のK上の一次結合の全体をK[G]で表し,K[G]の乗法をGの演算によって定めればK[G]はK上の多元環となる。これをGのK上の群多元環,あるいは群環という。
[例3]
実数全体で連続な関数で,ある有界集合の外では0になるもの全体をCで表し,Cの元f,gの積を,で定めれば,Cは実数全体のなす体上の無限次元の多元環となる。…
※「群多元環」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」