《義務と不安》(読み)ぎむとふあん

世界大百科事典(旧版)内の《義務と不安》の言及

【エリュアール】より

…本名ウージェーヌ・グランデル。少年時代をサナトリウムで過ごし,厭戦気分の漂う抒情詩集《義務と不安》(1917)を発表した後,ブルトン,アラゴン,スーポーの主宰する《文学》誌に加わり,ダダ運動を経てシュルレアリスム運動の創立者の一人となった。この時期に語法とイメージは大胆に刷新されたが,持ちまえの平易明快な作風は終生変わらなかった。…

※「《義務と不安》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」