羯摩印(読み)かつまいん

世界大百科事典(旧版)内の羯摩印の言及

【密教】より

…仏教の流れの一つで,顕教,すなわち広く民衆に向かって開かれ,その世界観を明瞭な言葉で説く通常の仏教に対し,自己を非公開的な教団の内に閉鎖し,秘密の教義と儀礼を師資相承によって伝持しようとする秘密仏教をいい,象徴主義的儀礼ないし観修法によって宗教理想を達成しようとする点に特徴をもつ。その起源はあるいは仏教以前のベーダの宗教,ことにブラーフマナの祭式神秘主義に求められ,さらにその根底には世界の女性原理的実在性ないしその多様な発現に対する根源的信頼が看取される。…

※「羯摩印」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む