羽田トンネル(読み)はねだとんねる

世界大百科事典(旧版)内の羽田トンネルの言及

【水底トンネル】より

…大都市の地下鉄は60年以降建設が盛んとなり,河川,運河の横断も多く,圧気シールドやその他の工法で施工されている。沈埋工法では1944年の大阪市安治川河底道路トンネルが最初であるが,本格的なものは72年完成の全延長が5980mの国鉄(現JR)京葉線の羽田トンネルであり,多摩川(480m)と京浜運河(328m)の下は沈埋式で,森ヶ崎運河(866m)は泥水加圧式シールドで施工している。このほか東京港トンネル(1325m),川崎港海底トンネル(1160m),東京第2航路海底トンネル(1084m)の各道路トンネルや京葉線の台場トンネル(4756m)などがあり,また大規模な海底トンネルとしては青函トンネル(延長53.85km,海底部23.3km)が薬液注入を併用した普通工法で施され88年開通した。…

※「羽田トンネル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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