世界大百科事典(旧版)内の《老いたるエテルノ神父》の言及
【ゲーラ・ジュンケイロ】より
…コインブラ大学卒業後官吏の道をえらんだ後に代議士,ベルン駐在公使となるが,晩年は病気のため公職を去る。少年の頃から詩才を示していた彼は,詩集《ドン・フアンの死》(1874),《老いたるエテルノ神父》(1885)によってポルトガル最大の詩人の一人,当代一流の詩人と言われた。彼の詩には幼いときに受けた宗教教育の影響が陰に陽に認められ,《老いたるエテルノ神父》には聖職者に対する鋭い風刺がこめられている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」