世界大百科事典(旧版)内の耕作型の言及
【文字】より
…横書きには,さらにローマ字,ギリシア文字などのように左から右へ横書きされるものと,アラビア文字やヘブライ文字などのように右から左へ横書きされるものとがある。しかし,ギリシア文字は古くは右から左へ,左から右へと各行交互に方向を変えるいわゆる〈耕作型〉(あるいは〈牛耕式boustrophedon〉)の書き方が行われたし,さらにさかのぼれば右から左に進む右横書きであった。縦書きか横書きかということも社会的習慣にほかならないのであり,漢字,かな,ハングルや古代エジプト文字のように縦横両様の書き方が普通に行われているものもある。…
※「耕作型」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」