世界大百科事典(旧版)内の耳石反射の言及
【姿勢】より
…二つともすべての受容器から起こすことができるが,その強さと部位が違っている。
[緊張性反射]
(1)耳石から起こる反射 除脳したネコで,首を動かないように固定して,頭の位置を変えると,+45度のときに四肢の伸筋の緊張は最大となり,-135度のときに最小になる(これを耳石反射という)。(2)頸筋から起こる反射 除脳・迷路破壊のネコで,首を上下左右に曲げると,前肢は屈曲し後肢は伸展して,動物が食物を食べるときの形になる(これを頸反射という)。…
※「耳石反射」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」